京都吟行を振り返って

2010年4月15日木曜日 9:00

 いよいよ今年の新潟吟行が、今週末に迫っています。会場は、新発田市にある菊水酒造日本酒文化研究所。昨年に続き二回目の開催です。句会「舟」の俳句旅(吟行)は、様々な形で地方の方々に援助していただいて実現しています。句会メンバーの多くは、吟行旅費のために節約生活を厭いません。それほど参加者の満足度が大きいのでしょう。

 京都吟行も、そんなご助力を得て、またまた実現しました。おまけに、日頃、縁遠い祇園の雅に触れさせていただいんどすえ。


01_sakaba 2874.jpg♪・・月は~お~ぼ~ろに 東山~・・♪
 

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「舟」句会のメンバー夢衣(俳号:ゆめぎぬ)さんも満足気です。



 先日の月例句会で、その夢衣さんが「狂ほしく身を投げ出しぬ花筏」(くるおしくみをなげだしぬはないかだ)なんて妖艶な句を詠みました。「舟」のなかでは与謝野晶子の異名をとっています。因みに"花筏"は、俳句の季語にもなっています。桜の花弁が川面に散り、写真のような淀んで筏状となったものです。


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 ところで、イベントのお知らせがあります。4月25日、お台場の「東京カルチャーカルチャー」において、"吉田類と、真昼間から飲もう"という題のトークショウです。 えっ!もうすでにキャンセル待ちなんですか......。

お問い合わせは⇒ココ



 それと、今、発売中の女性誌「STORY」5月号にファッション・モデルの倉本康子、愛称ヤッコちゃんと女性の居酒屋入門編なんて特集ページへ登場しています。居酒屋の写真が、とても大人の渋いムードを醸し出しています。 えっ! 今ごろになって告知じゃあ、遅いって。やっぱり。

ただ、来月号から連載が決まりましたのでお楽しみに......。



もうひとつ、告知させて下さい。NHKテレビテキスト「きょうの料理」の中で親孝行川柳を募集しています。その選者を僕がやっておりますので、どしどしご応募下さい。二十四金賞、十八金賞、勤勉賞、優秀賞(30作品)と、金製品で作った賞品が出ます。ホームページ等でチェックしてみて下さい。