少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~南阿佐ヶ谷「田っくん商店」

2024年11月29日金曜日 17:32

 少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~南阿佐ヶ谷「田っくん商店」



 住みたい街として人気のある東京の南阿佐ヶ谷。交通アクセスも良く、商店街も充実し、善福寺川沿いにはのんびり散歩のできる緑道もある。そして散歩の行きつく先には素敵な止まり木も、、、。

 類さん、久しぶりの立ち飲み屋さんですね。看板は「クリーニング半田屋」さん。しかし戸を開ければそこにはコの字型のカウンターがある。前のお店の看板を残して営業している「田っくん商店」だ。洗濯物を持ってきた人はびっくりするでしょうね(実際いらっしゃるそうです)。



 お店のオーナーさんは市場で「変わった魚を買うヤツ」で通っているとのことで、お刺身には珍しいお魚も出てきます。他のお店にはないお料理も沢山あって、類さんのお酒もすすみます。

 類さん曰く「立ち飲み屋はオープンスペースで胸襟を開ける場所」。世には憂い事ばかりだけど、せめてお酒を酌み交わし平和を目指しましょうよ、、、とかなんとか言いつつ、美味しいお料理を前にお酒のおかわりは続くのであった。

『思い出食堂 カキフライ編』(少年画報社)580円+税
コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。



大丸・松坂屋特別企画 吉田類 おつまみ玉手箱2025

2024年11月25日月曜日 9:57

 大丸・松坂屋特別企画 吉田類 おつまみ玉手箱2025



大丸東京店の前の大画面に現れた~。



 手元にパンフレットも届きましたよ。鬼が笑うなんて言わないで、華やかなおせちの数々を眺めながら楽しい気分になってしまいましょう。

 今年も「吉田類のおつまみ玉手箱」を発売します。監修させていただいて今回で5回目となりました。お酒のおつまみであることはもちろんのこと、お子様と一緒に美味しく目にも楽しいようにと一枡一枡心を込めて選びました。今回は類さんの子供の頃のおやつだった「すまき」など、故郷の高知ゆかりのおつまみも是非味わってみてくださいね。

 今回もそれぞれのおつまみに合うお酒を印刷したシートが付いています。こちらはオンラインストアでご確認いただけますので、日本酒、焼酎、ワイン、etc.ご用意しておせちの到着をお待ちいただくのも良いですね。

吉田類セレクト おつまみおせちにあう日本酒も「おつまみ玉手箱」と一緒にご注文いただけます。

今回のセレクトは3種
●車多酒造さんの 天狗舞 雫-REI-
●新澤醸造店さんの 伯楽星 純米大吟醸 東条秋津山田錦
●スギノモリ・ブルワリーさんの narai sankei 
お正月が待ち遠しいですね。

大丸・松坂屋さん各店のおせち売り場、オンラインストアからご注文できます




『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後5時30分から放送 ~11月1日(金)「屋島・香川」~

2024年11月1日金曜日 9:15

『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後530分から放送

111日(金)「屋島・香川」~






類さんの後ろに映る島が屋島です。ザクッと横にスライスされたみたく上が平らになっています。そんな山頂部が3キロにわたる「テーブルマウンテン」なのです。


 江戸時代に埋め立てられて陸続きになりましたが、昔は海に浮かぶ島でありました。島であることやその独特の形状から、様々な要所としての役割を担ってきたようです。5世紀初期には屋島の先端部分に古墳が築かれました。また「日本書紀」にも記録されている古代山城の跡や、鑑真和上や弘法大師空海ゆかりのお寺の跡もあります。


 そして山頂ではタヌキが祀られています。伝説によると、タヌキは鑑真さんや空海さんを道案内したのだそう。


タヌキ信仰には意外な理由があるそうな。その謎を探らねばなるまい。



▼詳細はこちら

〇再放送 『にっぽん百低山』NHKBS毎週水曜日 午後930分~



少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~荒木町「以志久」

2024年10月8日火曜日 17:35

 少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~荒木町「以志久」



 新宿の荒木町。通人の通う街だといわれています。かつて花街としてにぎわった場所は昭和の風情を色濃く残しています。

 かつて、いろんな街の路地裏の飲み屋さんに「流し」がいました。ネオンの街、ギターを構えたシルエットが暖簾の奥に消えていく。そんな光景はめったに見られなくなりました。荒木町には近年までその仕事を続けていた伝説の方がいましたが、昭和は遠くなりにけり、、、とかいいつつもまだまだあるんですね~昭和酒場は。

今回は荒木町の越後料理「以志久」さんを訪ねました。




 車力門通りにあるお店の創業は昭和48年。ご主人は新潟の長岡出身という事でお酒は新潟の銘柄が揃っています。カラスガレイの煮付けや栃尾の油揚げ、そして蓼酢でいただく鮎の塩焼きなど、気負いなくゆっくりとお酒を楽しめるお料理の数々は、仕込みから調理までご主人がこなしています。越乃景虎、清泉、、辛口のお酒が進みます。

 秋の夜は大人の街の酒場で過ごしたいものですね。

『思い出食堂 豚汁とおむすび編』(少年画報社)580円+税
コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。


『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後5時30分から放送

2024年10月2日水曜日 14:49

『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後5時30分から放送

~10月4日(金)「岩櫃山・群馬」~



 ひゃ~!見るからに険しい山です。この山を登った後に類さんは言いました。「低山というのは標高が低いというだけであって、それは難易度や体力の消耗には比例しないのよね、、、」と。そう、見ればわかるように岩櫃山には大変な「鎖場」があるんです。またロープを伝わなければ進めない道もあるなど、さすがの類さんも大苦戦。頂上までのラストスパートは高さ15メートルの岩壁が阻みます。

 人を寄せ付けないような山容にふさわしく、この山も戦国の山城でありました。真田氏上州の拠点であった岩櫃城の遺構が残っています。また、中世だけではなく弥生時代の重要な遺跡もあるなど、歴史のロマンを堪能できる山ですね。是非ご覧下さい。


番組公式サイトはこちら「岩櫃山・群馬」 - にっぽん百低山 - NHK

〇再放送 『にっぽん百低山』NHKBS毎週水曜日 午後9時30分~


『吉田類の酒場放浪記』新オープニング曲 完成!

2024年9月27日金曜日 15:18

 『吉田類の酒場放浪記』新オープニング曲 完成!



 「吉田類の酒場放浪記」をいつも楽しみにしてくれている皆様ありがとうございます。21年に渡り流れていたオープニングの曲「Egyptian Fantasyエジプトの幻想」はいつしか、聴けば酒場が恋しくなる、そんな曲になっていましたよね。そしてこの秋、オープニング曲は新たな曲に変わります。

 作曲は音楽家の高田漣さんです。お父上はフォークシンガーの高田渡さんです。#1吉祥寺「いせや総本店」に公衆電話をかけている姿が偶然写っていました。高田渡さんは、当時井の頭公園をよく散歩なさっていたようです。類スタッフの友人は、公園でギターを鳴らしていたら声をかけられたと喜んでいたなあ。

 高田漣さんの手がけた新しいオープニング曲を皆様、是非是非楽しみにしてください!類スタッフも聞かせてもらいました。「酒場放浪記」の新しい幕開けとともに、これまで21年間に綴られてきた酒場と、酒場を愛する心へのリスペクトを感じました。とってもとっても素敵な曲ですよ。楽しみにしてくださいね!

●9月30日(月)「新オープニング曲をレコーディング」高田漣さんと吉田類の対談を放送
※10月7日(月)放送回から新オープニング曲がお聞きいただけます




『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後5時30分から放送~9月27日(金)「高崎山・大分」~

2024年9月24日火曜日 17:25

 『にっぽん百低山』NHKBS 毎週金曜日 午後5時30分から放送

~9月27日(金)「高崎山・大分」~



 大分県の高崎山を訪れました。高崎山といえば1000匹のサルが住むというサルの楽園です。高崎山自然動物園の寄せ場で可愛い姿を見せるサル達にも野生の営みがあります。開園以来その群れは何度か分裂を繰り返してきたとのこと。A群分裂しB群現る。A群また分裂しC群現る。という風に、山には彼らの世界があるのですね。

 サル達は高崎山の歴史にも深くかかわっているそうです。南北朝時代から250年間難攻不落であった山城が突如消えてしまった原因がサルに関係あるとかないとか、、、
海から屹立するその山容は、歴史の中で緊張感をはらんできたであろうことを想像させます。海を見張る山頂で繰り広げられた数々の攻防戦を、サル達は見届けてきたのでありましょう。



写真:藤川満

〇再放送 『にっぽん百低山』NHKBS毎週水曜日 午後9時30分~
9/25(水)「八面山・大分」