『土佐のうまいもんと地酒祭り』

2012年5月29日火曜日 10:39


  517日(木)に東京・椿山荘で開催された「土佐のうまいもんと地酒祭り」の様子をレポートします。
 高知酒造組合が主催するこのイベントは、高知県の18蔵元と食材メーカー14社が、高知のお酒や食材を提供して商品PRを行うというもの。「吉田類の土佐酒note」が出版され、高知への貢献度がますます高い類さん。スタッフは取材と称して、招待を受けた類さんに便乗しました。土佐弁で「こじゃんと」とでも表現するのでしょうか、会場入り口には参加18社の酒樽が積まれていました。壮観な眺め(中身はもちろん空です)。



 類さんも入って記念写真。念のため、類さんの体で名前が隠れている蔵元は「豊乃梅」、「藤娘」、「瀧嵐」さんです。



 「酒国土佐」と銘の入った樽で鏡開きの後、テーブルには土佐の食材で作られた、オードブルを始めとしたお料理が次々と運ばれ、あらためて食材の豊かさに驚かされました。「酒国」と自ら名乗るとは、さすが土佐人。酒呑みに寛容な精神が見え隠れします。「どろめ祭り」※なんて言うのもあるくらいですからね…。
※「どろめ祭り」 毎年4月に高知県香南市で開催されるお祭り。大杯を一気に飲み干すタイムを競う。


 会場を囲むように蔵元と食材のブースが並び、その中でも行列を作っていたのが…



 高知と言えばこれ!鰹のたたきです。板前姿のこの方はなんと高知県中土佐町の池田洋光町長です。街のPRのために町長が自ら包丁を握り、鮮やかな鰹捌きを見せていました。なんだか高知ってすごいですね。



 類さんは蔵元ブース放浪をしながらのご挨拶まわり。「飲んでください」と次々お酒を注がれます。安芸虎(有光酒造場)の有光社長もハンチングですね~。



 亀泉さんのブースで類さんが注いでもらっているのは、小夏という柑橘のリキュール。甘酸っぱく、フレッシュな果汁そのままの爽やかな味わいです。類さんは柑橘類が大好物。



 地鶏や軍鶏、うつぼ、そしてスイーツのブースまでありました。高知アイスさんのジェラートで売り上げNO.1のフレーバーはゆずとのことですが、天日塩のジェラートも絶品でした。



 東京銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」の皆さん。高知県アピールに日々尽力なさっています。



 「土佐人は計算できなくて欲が無くて単純だから」とは類さんの言葉。郷土愛の裏返しですね。
 高知県観光特使・吉田類の活動に今後もご注目ください。

ラベル:

菊水観桜句会2012

2012年5月17日木曜日 18:46



今年で四回目、桜が開花する時期に恒例となっている新潟県・菊水酒造さんで開催の「舟」俳句会の新潟開催「菊水観桜句会」が、421()に開催されました。過去、三回は、あいにくの天候であったり、桜が満開前での開催であったりと、少し心配していましたが、今年は、菊水酒造さんの地元、新潟県新発田市は、桜が当日、満開!


首都圏からの参加者、そして地元からの参加者が集い、菊水酒造「日本酒文化研究所」やオーガニック蔵の先駆けである「節五郎蔵」の見学からスタート。


その後、参加者は菊水酒造さんが立地する加治川沿いを散策、思い思いに俳句のネタ探しを行ないました。あちらこちらにつくしがすくすくと育っていました。


加治川は、かつて東洋一の桜並木として全国的にも有名でしたが、1967年の羽越水害の影響で一部が流され、水害後に伐採され、かつての風光明媚な光景は過去のアルバムなどで確認するしか術がありません。現在、地元では苗木を植樹し、かつての桜並木の復元に力を注いでいるとのことです。


さて、俳句会では、菊水酒造が誇るワインボトルをリサイクルして使用するという日本酒「スタイルボトル」や、日本酒ベースの梅酒、果実・野菜リキュールなどを提供していただきました。




地元名産のちまきや蒸気パン(ぽっぽ焼き)を酒の肴に、皆さん、俳句を披露して行きます。



今回の俳句会での優秀句は、次の五句です。


酒の神 麹の床に 春眠す          泥頭

行過ぎる 春を閉じ込め 酢味噌和え      杉山

春の香を 散らす列車に 腕を振り      前澤

花散りて 地蔵様にも 髪飾り        夢音

ホームにて 揃いの桜(はな)に 見送られ  佐々木


 そして、われらが類さんは、次の二句を詠まれました。


黄水仙 マドモアゼルの 吐息かな     吉田類

残雪の 連峰よぎる 少女かな       吉田類


 毎年、美味しいお酒と酒の肴を満喫できる菊水観桜句会。参加者は皆、大満足のようでした。(柳香)

ラベル: ,

『吉田類の土佐酒note』がネットで購入出来るようになりました

2012年5月15日火曜日 13:22


 3月に発売以来、高知県内では完売となったムック本『吉田類の土佐酒note』が、皆様の声にお応えして急遽重版が決定し、インターネットでも販売されることになりました。


『吉田類の土佐酒note』では、高知県の観光特使でもある類さんが県内のそれぞれ個性的な酒蔵を巡る様子を、素晴らしい自然とともに豊富な写真で紹介しています。高知に行く機会のある方、いつか高知に行きたいと思っている方、是非ご覧下さい!

アマゾンとジュンク堂のサイトでお求めいただけます。
○アマゾン

○ジュンク堂

ラベル:

酒縁に感謝!『吉田類と仲間達vol.3』イベントレポート

2012年5月2日水曜日 20:08

 
『吉田類と仲間達vol.3』が笹塚ボウルで開催日された48日は、東京の桜が満開でした。花見の後に足を運んでいただいた方も多かったことでしょう。大変に盛り上がりながらも会場内が穏やかだったのは、春の空気が満ちていたからに違いありません。


  とはいえ酒縁に導かれた人々のこと、このイベントの目玉である「振る舞い酒」が当然の第一目標。「先ずは飲まなきゃ」とお酒ブースはごった返しておりました。写真は文字通り嵐の前の静けさ漂うお酒ブース。キンミヤ、菊水、ホッピー、そして酔仙酒造さんの「春いちしぼり」がひっそり出番を待っていました。「春いちしぼり」実に美味しかったですねえ。




『吉田類と仲間達』メインイベントのトークショー。右からライムスター宇多丸さん、いとうせいこうさん、倉嶋紀和子さん、有田芳生さん、類、MOBYさん、敷島親方(後に司会の渡辺祐さんが合流)。今回は酔仙酒造さんから送っていただいたビデオメッセージをバックのスクリーンに流し、「我々酒呑み」なりの東北支援の形について語り合いました。



  この日は超が付くハスキーボイスでお聞き苦しかったかもしれませんが、レアと思って許してください。



  イベントに協賛していただいた酒造会社の皆様をご紹介。キンミヤでおなじみ、株式会社宮崎本店東京支店の伊藤盛男さんは、キンミヤの特大ボトルを掲げながらの登場。大人気の「キンミヤグッズ」プレゼントは当選者が喜んでいましたね。





菊水酒造営業課の広瀬 聡之さん。手にはしっかり「ふなぐち菊水一番しぼり」を持ってます。




  味香り戦略研究所の小柳道啓さん。酔仙酒造さんのお酒「春いちしぼり 純米生原酒」をお客さんに飲んでもらえるように調整してくれました。当日他のイベントと重なり来られなかったホッピーさんに代わって、研究所の若手が活躍していました。小柳さんが着けているパーカーも実は後ろに「Hoppy」とロゴが入っています。






林田健司さんとテラシィイさんによるライブ後は、恒例になった勝ち抜きじゃんけん勝者達とのボウリング大会。会場でプレイされているDJに、ピンの弾ける音と歓声が入り混じっていました。




楽屋でのショット。思えば、このメンバーもお酒を飲むことからの繋がり。イベントに足を運んでいただくのも酒縁があってのこと。皆様からお預かりした義援金をお送りした酔仙酒造様から、

本当に沢山の方々に応援して頂き、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この度のようなイベントを開催し、弊社を紹介して頂きました主催者様をはじめ運営スタッフの皆様に心より御礼申し上げます

との伝言をいただきました。

お酒という、この魅力的なコミュニケーションツールに感謝し、震災を記憶の彼方に押しやることなく今後も東北支援を継続していきたいと思っています。

ラベル: , , , ,