『吉田類のほろ宵通信・酒縁会』VOL8のご案内

2011年8月23日火曜日 11:46


吉田類が「まぐまぐ!」で提供している有料メルマガ『吉田類のほろ宵い通信・酒縁会』のVOL8のご紹介です。





INDEX


  類を探せ

酒場詩人として日本中を旅する吉田類。今日はいったいどこにいるのやら?

吉田類の近況をインタビュー形式でレポートします。



俳句会では何をしているの?

お酒を美味しく循環させるためにも山へ登らなければいけない

登山の必需品


   


  類さんへの質問


  このコーナーでは皆さんの質問にお答えします。



   ○  酒縁話~高円寺の古本酒場「コクテイル





 高円寺駅から阿佐ヶ谷方向へ商店街を歩いて5分ほど、店頭に百円均一の古本が積まれている古めかしい建物があります。店内の棚にはやはり古本が大量に並べられていますが、カウンターや座敷もしつらえられていてお酒をのむこともできる店。ユニークな“古本酒場”コクテイルです。





 ご主人の狩野さんは、かつて神保町の洋書専門古書店にお勤めの後、独立して国立に古本屋を開業。ご自身が酒好きだったため、やがて古書店に集う客を相手にお酒も出すようになりました。





                                                            









 酒場と本とは、かならずしも相性はよくありません。下町の居酒屋には「読書禁止」と張り紙がしてある店も。本など読んでいては、酒もすすまず回転が悪くなるばかりのように思われ、常識的には酒場でのマナーに反するかもしれません。ところがここコクテイルでは、カウンターや棚に並べられた古本を読みながらゆったりとお酒を楽しむことができます。もちろん、気に入れば買ってゆくのもOK。酒好きの読書家にとっては実に貴重な店です。







                                                               









 ご主人も読書家で、その文学志向は店で供される酒肴にあらわれています。この店独自の“文士料理”とは、さまざまな作家のエッセイ等に描かれた創作メニューを再現したもの。たとえば、池波正太郎風「茄子の丸煮」とか、壇一雄風「大正コロッケ」とか。大正コロッケはおからベースのさっぱりした美味さです。これらの料理については、ご主人と奥さんの共著「文士料理入門」に詳しく記されています。







                                                           









 店は2000年に国立から高円寺に移り、その後、高円寺の内で2度店舗を移転。


今の店の周辺は戦災も免れ、古くからの建物が少なからず残っています。コクテイルの店舗も大正時代の建物を改装したもので、古格なたたずまいがレトロな古本酒場の雰囲気によくあっています。


 


 この店では、酒場営業のかたわら、店内でのトークイベントやミニライブ、美術展示会等が頻繁に行われます。


 類さんもかつてここで作家の大竹聡さんと対談しています。酒に対するおふたりのキャラクターの違いが際立った興味深いトークショーでした。





 酒場営業と古書業務の二束の草鞋の他、さまざまなイベントを精力的にこなしてゆくご主人の狩野さん。一見物静かなお人柄に見えながら、その並外れた行動力に感心するばかりですが、さらに加えて、11月からこのお店が中心になり「北中大学」を始めるとのこと。


 高円寺北中商店街の名をとって、近くのお店と協力しつつ文化イベントを行ってゆくそうです。





開校告知の文には、





≪教わるということも、教えるということも、


 学ぶということも、学ばせるということも


 どうにもよくわからないので


 そんなことを知るために、学校をつくろうとおもいます≫





とあります。


 先日、プレ開校記念トークショーとして、作家・角田光代さんらを招き「わたしたちの学校時代」のテーマで講演が行われました。





  単に酒を供するにとどまらず、文化活動の拠点ともなる酒場。コクテイルは、あたらしい中央線カルチャーの発信地になってゆきそうです。





 ○ 立ち飲み案内


はしご酒のお伴にこの1冊


“立ち飲みブーム” の火付け役・類さんの立ち飲み店ガイド。

都内の旨い店、こだわりの店、個性的な店をオールカラーで案内します。

さて、今宵はどこで一献傾けよう。


  購入先 ⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/4944124333/ 


 


○ ほろ酔い・俳句会「舟」が、ネット上に船出します!

 吉田類さん主宰の俳句会「舟」は、これまで東京、札幌および各地で句会を実施しています。主に俳句作りを通じて人の縁をひろげようというのがきっかけでした。ただ、同時にお酒の会も催します。俳句と酒を媒体とする、言わば“酒縁俳句会”です。


 また、【ほろ酔い俳句会】では、次回より新企画をはじめます。

 投句の中から5句程度を採用し、次に、その5句の中から、会員のみなさまにお一人一句ずつを選んで講評していただきます。講評はあらためて投稿をお願いいたします。

 メルマガ上でも、実際の句会により近いかたちでのネット句会にしてゆきますので、皆様のますますの投句をお願いいたします。

 優秀作・佳作の作者の方々には、毎回素敵な賞品をお贈り致します。







○類さんのおまけ動画

 普段テレビではなかなか見られない、吉田類の日常を動画でご紹介!

 問題発言多し!  本来の姿です(?)




    ○YOSHIDA RUI ILLUSTRATIONS


イラストレーターとしての顔を持つ吉田類。シュールアートの画家として活動し、パリを起点に何度も渡欧した実力の持ち主。そんな吉田類のイラストをご紹介していきます。今回は「酔っ払いエンジェル」です。






   ・ID   0001286094


   
・価格   840/月(税込)


   
・形式   PC・携帯向け/HTML形式


   
・発行周期 毎月第2月曜日・第4月曜日





※ 有料メルマガの購読などに関するお問い合わせは、


reader_yuryo@mag2.com まで。