『吉田類のほろ宵い通信・酒宴会』VOL2のご案内
2011年6月7日火曜日 8:52
吉田類が「まぐまぐ!」で提供している有料メルマガ『吉田類のほろ宵い通信・酒縁会』のVOL2のご紹介です。
INDEX
○ 類を探せ「新潟編」
酒場詩人として日本中を旅する吉田類。今日は一体どこにいるのやら?
吉田類の近況をインタビュー形式でレポートします。
新潟よいとこ、新潟をあじわう、トークショーin新潟、
○類さんQ&A
このコーナーでは皆さんの質問にお答えします。
○ 「酒縁話」
「酒縁話」では、類さん行きつけの酒場についての紹介もしてゆきます。類さんが通った店の数は、ご本人によれば「天文学的数字」。そのすべてを記すことはとてもできませんが、これまで酒場放浪記に登場したお店はその後の様子などをレポートし、また、いまだ番組には登場していない、類さんのお馴染みの酒場についてもメルマガ特典情報としてお伝えしてゆきます。今回は、類さんが最も足しげく通った酒場のひとつ、木場の「河本」について。
河本は、木場で戦後まもなくから営業する老舗の大衆酒場です。はじめての人にはなかなか居酒屋とはわかりにくい外観。内装はほとんど開店当時のままという古色蒼然としたたたずまいが魅力です。かつて深川に住んでいた類さんは、ほとんど毎日のようにこの店に通いつめていました。
類さんは、著書『酒場歳時記』(NHK生活人新書)でも“移ろう酒場の四季”のテーマでこの店を紹介しています。先日、久しぶりにうかがうと賄いの真寿美さんは相変わらずお元気でした。永井荷風人形と真寿美さんの写真も以前のまま。緩やかに時の流れるこのカウンターで飲むホッピーの味は格別です。
建物はかなり古くなっていますが、3月の地震では幸い被害はなかったとのことでした。
このエリアは海に近く、江戸の頃には高潮の被害で多くの犠牲者を出しています。店のすぐ近くにある平久橋のたもとには、当時の波除(なみよけ)碑とともに、津波警告の碑が立てられています。
河本は、猫の集う酒場としても有名です。
「そういえば、先週はオシマの一周忌」と真寿美さん。オシマは去年亡くなるまで猫たちのリーダーでした。奥の部屋では、後を継いだリーダー・キジが悠然とねそべっています。物怖じせず、ボス猫の貫禄十分。
真寿美さんのお話では「バンビョウの意識があるんだね」
バンビョウってなんですか?と尋ねると、「番猫。番犬みたいなものよ」
なるほど。それに加えて“番長猫”の意味もありそうです。
類さんがこの店に通いつめていたのは、先々代のハンジロウがリーダーだった頃でした。
変わらない店のなかで、代わってゆく猫や常連客たち。昭和の香りを色濃く残す酒場の酒には、かえって時の移ろいを感じさせられるようです。
○ 立ち飲み案内
はしご酒のお伴にこの1冊
“立ち飲みブーム” の火付け役・類さんの立ち飲み店ガイド。
都内の旨い店、こだわりの店、個性的な店をオールカラーで案内します。 さて、今宵はどこで一献傾けよう。購入先 ⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/4944124333/
○ ほろ酔い・俳句会「舟」が、ネット上に船出します!
吉田類さん主宰の俳句会「舟」は、これまで東京、札幌および各地で句会を実施しています。主に俳句作りを通じて人の縁をひろげようというのがきっかけでした。ただ、同時にお酒の会も催します。俳句と酒を媒体とする、言わば“酒縁俳句会”です。
このたび「吉田類のほろ酔い通信」開始に伴い、あらたにメルマガ上での句会を始めます。
○ 類のおまけ動画
普段テレビではなかなか見られない、吉田類の日常を動画でご紹介!
新潟駅到着!、新潟名物へぎそば、ほろ酔いトークショー!
○ YOSHIDA RUI ILLUSTRATIONS
イラストレーターとしての顔を持つ吉田類。シュールアートの画家として活動し、パリを起点に何度も渡欧した実力の持ち主。
そんな吉田類のイラストをご紹介していきます。今回はちょっとセクシーでキュートな「ほろ酔いエンジェルシリーズ」です。
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価格 840円/月(税込)
形式 PC・携帯向け/HTML形式
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ラベル: ほろ酔い通信