2024年 ふくしまの酒まつり

2025年3月28日金曜日 14:46

 



 昨年の10月に恒例の「ふくしまの酒まつり」が都内で開催されました。新橋のSL広場には立ち飲みカウンターのごとくテーブルがズラッと並びます。このイベントは福島県内の酒蔵さんが作った品質の高いお酒をいただける絶好の機会なのです。「ふくしまの酒マイスター」を受嘱している吉田類はステージで乾杯の音頭を取らせていただきました。



駅前広場の素晴らしい活用例。土地柄もあって主に会社帰りの方が大勢いらっしゃいました。お酒を認知していただくのに理想的な環境ですね。


会場では各酒蔵おすすめのお酒が待ち構えています。その数52蔵!


制限時間は60分ですが十分に堪能できます。


チケットに綴られている(上のチケット画像では切れちゃってすみません)

「特製ふくしまの肴BOX」というセットをおつまみコーナーで交換します。さあ次はお酒をゲットに行きますよ~!







酒蔵さんが丁寧にお酒の説明をしてくれます。蔵の方とのふれあいも酒まつりの楽しみの一つですね。


災害や疫病を乗り越えて戻ってきた日常のなんてありがたいことだろう。

しみじみと新橋の街に消えていく吉田類でありました。





にっぽん百低山 スペシャル企画 「 ほろ酔いで語ろう低山の魅力 低山はモノノケの棲み所!?」 3/28(金)再放送です

2025年3月26日水曜日 10:16

 


 今回のスペシャルでは民俗学者の小松和彦先生をお迎えして、低山に棲むというモノノケ伝説からその魅力を語り合います。3/28(金)再放送です(初回放送3/24)。是非ご覧ください。


放送の中で紹介された山を少しご紹介しますね。(写真撮影:藤川満)



 太忠岳(屋久島)には「山わろ」という小さな妖怪がいるという。うっかり踏んずけると怪我をするらしい。類さんがゴホンゴホンと咳をしていましたが、、、


 俱留尊山(奈良)。楳図かずおさんの漫画のモデルとなった伝説の「蛇女」は、山の中腹のススキに囲まれたお亀池に住むという。ある女性が子を産んだ後に池の大蛇に変貌し、迎えに来た夫をなぜか食べちゃったらしい。何か深い事情があったのでしょうか。


 屋島(香川)の妖術使いの化けダヌキは山の神様です。太三郎という名を持ち、数多くの武勇伝を残すタヌキなのです。


 龍良山(対馬)のうっそうとしたスダジイの森の中にひっそりと赤い鳥居が立つ。この禁足地はオソロシドコロと云われ、本来人間は入ってはいけないのだ。「人間ではない」という証明をしなければならず、その方法がとても奇妙で、、、


 日金山(静岡)はとても穏やかでのどかな景色が続く。しかし山寺には険しい表情の閻魔大王像が鎮座。聞けばここは「地獄の入り口」だという。足を踏み入れてしまったけど、そう、地獄には必ずお地蔵さんがいるのです。そっと手を合わせ現生に戻ろう。


 子の山(埼玉)ではその昔山の上から疫病神を空に送り出したという。崇め奉り、人間の困りごとをまるッとお土産に持たせて去ってもらう。鬼は外。


 鬼城山(岡山)の山城は「湯羅」という鬼が作ったという言い伝えがある。誰が作ったのか史実のわからない城なのだ。

 人にとってモノノケとは何なのか。低山からは日本人と未知のものとの関わり方が見えてきます。スペシャル企画をぜひご覧ください。

NHKBSにっぽん百低山 スペシャル企画
「 ほろ酔いで語ろう低山の魅力 低山はモノノケの棲み所!?」
3/28(金)午後5時30分から再放送