石川県の地酒に乾杯!
石川テレビ『吉田類の地酒に乾杯』の撮影へ北陸新幹線にて金沢へと向かいます。寒そうな風景だなあ、、、、。
金沢駅到着後、モノトーンに包まれた北陸の風景を眺めながら、郊外の酒蔵さんへと向かいます。柔らかい雪が降ったりやんだりを繰り返しておりました。
能美市の宮本酒造店さんへ到着。これはかわいい雪うさぎさんに迎えられて。
宮本酒造店さんの代表酒は『夢醸(むじょう)』。季節商品の「うすにごり微発砲酒」や、山田錦を40%まで磨き上げた、宮本酒造店さん一番のお酒である「大吟醸 長三郎 雫」などを、能登牛コンビーフなどをおつまみにして頂きました。
また、お取り寄せグルメとしても有名な酒蔵オリジナルの「美酒鍋」に心身も暖まり、、、一句。
春暁の夢に醸すやうすにごり
宮本酒造店の奥さまとお嬢様。素敵なおもてなしをありがとうございました。
さてさて「世界で最も美しい駅」に選ばれているという金沢駅を写真に納めなくては。
ライトアップされた夜の姿は木造構造が際立ち、ものすごい重量感。両脇の柱は「ギギギギィ~…」音を立てているかのように捻じれてございました。
加賀百万石の「おもてなしドーム」。これは凄い眺め。
翌日は河北郡の久世酒造さんへ。創業は天明6年(1786年)、米作りから酒作りまで一貫生産をしている日本でただ一つの酒蔵さんです。代表酒は『長生舞(チョウセイマイ)』。その名の通り、輪島の村人が長生きを授けられ喜び舞ったという伝説をもとに付けられた名前だそうです。
能登路・本仕込み、長生舞の無濾過原酒などをいただきました。また、醸造過程で出てくる酒の泡を使った「あわ汁」という風味豊かな汁物や、大吟醸の酒粕を使った塩酒粕の万能調味料「ぬり着け」に着けて焼いた鶏肉や豚肉のお料理などが並び、まさに類さん言うところの「お酒がすすまないわけがありませんね~」といった具合。
湧水の温む能登路に酒神舞ふ
暖かな春を待ちながら、地酒に乾杯!