グットエイジャー賞&田村酒造場訪問

2014年12月24日水曜日 12:44

  2014年も類さんには色々ありました。『吉田類の旅と酒場俳句』(KADOKAWA)と『酒場詩人の流儀』(中公新書)の出版、各地講演、イベントなどなど。その中でも特筆すべきは「第12回グットエイジャー賞受賞」でしょう。
 新しいことにチャレンジし、素敵に年を重ねている人に贈られるこの賞は、「ベストドレッサー賞」でお馴染みのメンズファッション協会さんが2003年から顕彰を始めた、いわば「熟年世代を応援する」賞です。普段から「やりたいことしかしたくないの」を半ば公言して生きている類さんにお墨付きの形となったわけでして、スタッフとしては益々高まりそうな自由度に覚悟を決めた次第です。(写真はグッドエイジングブック2014より)
 7月末、受賞者のインタビューを掲載する冊子の写真撮影のために、東京・福生の田村酒造場さんへうかがいました。以前『吉田類の酒場放浪記』の撮影で訪れたことがあり、蔵のたたずまいが類さんの印象に強く残っていたとのこと。

 大半の建築物が国の登録有形文化財に指定されていて、煉瓦煙突はその補強の施し方にも歴史を感じます。田村酒造場さんの創業は文政5年というのですから、200年近い歴史があるということですね。

 大半の建築物が国の登録有形文化財に指定されていて、煉瓦煙突はその補強の施し方にも歴史を感じます。田村酒造場さんの創業は文政5年というのですから、200年近い歴史があるということですね。内部はもちろん近代的な設備です。涼しい顔をしていますけれど、この日は30度越えの真夏日。
 写真右側は田村酒造場代表、田村半十郎さん。このお名前は襲名だそうで、現在16代目とのこと。代表酒の「嘉泉」をいただきました。渇いた喉に嬉しいひと時。
 猛暑日の撮影でしたけれども、その歴史に包まれるように、酒蔵でゆったりとした時間を過ごさせていただきました。
うまし!