角(かど)には角(かく)がツキモノです!@恵比寿カドヤ

2009年6月18日木曜日 20:26

 恵比寿界隈は、戦後・屋台の趣を残すモツ焼き屋「縄のれん」や、ワイン専門の「Vin Vino」(ヴァン・ヴィーノ) という立ち飲み屋があったことで通い慣れたところだ。今や、立ち飲みの新ブームを迎え、スタンディングのスペイン・バル「Tio Danjo」(ティオ・ダンジョウ)、モツ料理が旨い「立呑屋」などの人気店も増えた。この立ち飲みブームは、取りも直さず大衆酒場文化が再注目されている証だね。


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 JR駅西口ロータリーから直ぐの恵比寿南1丁目には、でかでかと大衆酒場の看板を掲げた「恵比寿カドヤ」だってオープンしている。文字どおり、飲食店街の角にあり、若い客層を巻き込んでのパワフルな賑わい。大阪風ソース味の鉄板ホルモンや、店オリジナルのとんぺい焼きが人気メニューだ。おまけに庶民酒場の定番、ハムカツまでパクつける。そして、これぞとばかり飲まれているのが"角ハイボール"。湯島の「バーカドヤ」といい、「恵比寿カドヤ」といい、角ハイには、角がツキモノなんですな。そして、いつの時代も、酒は大衆の支持があってこそ認知される。くったくの無い笑顔にわいわい囲まれて、「お代わり~」の黄色い声や、ダミ声が飛び交う。

 

sakao_06183.jpgsakao_06182.jpg 手渡しリレーで僕の元へも角ハイ・ジョッキの三杯目が届いた。いや、四杯目だったか・・。途中、ウイスキーの量をダブルに変えたから、酔いもひとしお。たしか4~5人で始めた飲み会だったが、いつの間にやら7~8人へと膨らんでいた気がする。

 

sakao_06184.jpg そして二次会へと、事を運んだのが俳句仲間の一人。「じゃあ、こんどは静かにいきましょう」と、タクシーにハシゴ酒メンバーが分乗し、神保町の会員制バー「人魚の嘆き」へ向かった・・(続く)。


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