アート・ギャラリー213
2009年4月17日金曜日 13:48
今週の週明けは、白金台の「アート・ギャラリー213」で開催されていた小平尚典カメラマンの写真と安西水丸さんのイラストによるコラボ展へお邪魔しました。ご両人が十数年の間にアメリカ各地を取材した記念の作品です。それにしても小平カメラマンのフットワークの軽さは、出版したばかりの我が『東京立ち飲み案内』でも証明済み。かつての週刊誌『フォーカス』時代からの活躍ぶりを思えば、驚異的です。今なお、日本のパパラッチの第1号はデジタルカメラの速写に拍車がかかっております。因みに、ギャラーリーは百年以上続く墨汁製造販売の老舗「開明・株式会社」の若きご令嬢・田中葉奈さんが運営しております。聡明な若き書道家でもあり、最近、僕の主宰する俳句会『舟』のメンバーにも名を連ねました。また、開明毛筆の滑りがすこぶる良く、常時愛用させてもらっています。
翌朝からは、『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS)の大阪ロケ。そのDVDの販売が吉本R&Cということもあって、新しく出来た「京橋花月」劇場へ立ち寄った。傍にある駐車場でロケ車を降りて大阪への第一歩を踏み出した途端。「吉本の芸人さんでっしゃろ」と、駐車場のオジサンに声をかけられた。しかたなく「何でやねん」と、手の甲でオジサンの胸をポン。自然に突っ込んでしまった自分が怖い・・。修理の終わった金ピカの大阪城ビルに象徴される大阪庶民酒場のコテコテのパワーは不景気風を何するものぞとばかりに健在だった。結局、「何でやねん」連発となった大阪編・酒場放浪記は、5月の放送分(毎週月曜日、夜9時~)でお楽しみください。