板チョコ、金貨、焼酎ハイボール

2009年2月18日水曜日 14:39

 そう言えば、バレンタインデーでしたね。一つ、洒落っ気の効いたのを頂きました。ドキリとする真紅の封筒を恐る恐る開ければ、裸の板チョコと三枚の偽造金貨チョコが入っていた。それに、若いスレンダーな女性、いや男性モデルが新聞紙を纏い、ベッドでキャンディーを舐めている写真のポストカードも一枚。撮影は、あの世紀末(?)画家の金子國義氏。やっぱりね。

裏には「騙されるな、真実を『口』にしろ」と、サインペンで書かれていた。差出人は、以前から、神保町での句会「舟」の会場に使わせて頂いている酒肆(バー)「人魚の嘆き」の美人ママ・サイコさんだ。安心して、板チョコを齧ったら、歯が撥ね返された。あれっ、消しゴム......。

 ちょうど、ジャーナリストや出版界の重鎮たちが賑々しく名前を連ねる冊子・月刊『遊歩人』3月号(3月6日発売)の巻頭エッセイに「汝、悟るなかれ」と題して執筆中だった。

アルコール・ブレイクに、宝の「焼酎ハイボール」缶をプシュっと開け、チョコ金貨をアテに飲んだ。


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