ゴールデン街から新潟へ 〜 菊水酒造No.1

2008年12月12日金曜日 22:17

 半月ほど前に、新宿ゴールデン街の「ばるぼら屋」の二階で菊水酒造・アルミ缶酒(180ml)5種類の試飲会をやったばかりなのですがね。その時の主要メンバー、吉田、小平カメラマン、味香り戦略研究所の小柳さんの3人が、もう新潟県新発田の蔵元へ向け、朝10時12分発の上越新幹線〝Maxとき″に乗り合わせているから気が早い。それで「酒王」ブログも、スムースなYKKのファスナーみたいに滑り出したってわけです。


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それにしても12月は酒との付き合いが濃密この上ない。まず2日、浅草にて月例の俳句会と酒宴。4日、渋谷のセルリアンタワー2Fのジャズ・バーで過ごした後、4軒の酒場取材で朝を向える。6日、京都への吟行(句会)ながら、舞妓、芸妓さんの古典芸能お座敷酒宴付き。8日、9日がテレビの酒場ロケの後、何故か両日とも午前さま。そのほかは、毎夜4~5軒の酒場取材を目標の編集者との同行に当てているからたまりません。・・などとボヤいている間も無く、新幹線のトンネルを出れば雪国のはず。アレっ、越後湯沢に雪がない。それでも八海山は白いものの、周辺の車窓には冬ざれの荒涼感のみが迫ってくる。

やがて新潟平野の先に黒々と佐渡の島影が見えたら、もう新潟駅はすぐだった。小走りでJR白新線に乗り継ぎ、新発田へ到着。白鳥の群れる田んぼの向こうに菊水の酒造基地が姿を現した。


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