少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~柿生「わかば」

2026年7月30日木曜日 17:16

 


 小田急線沿線の風景も変わりつつありますが、新百合ヶ丘駅を過ぎて町田方面には武蔵野の空気が残っています。小田急小田原線開通時からある柿生駅から今日のお店「わかば」さんに向かいます。

 入口の看板には「おばばのお店」と書いてあります。
 お店に入るといきなり懐かしい。昭和44年創業という半世紀の歴史もあるけれど、この素朴で暖かい感じはどこから来るのでしょう。


 「実家に帰ったみたいですねー」


類さんのこれまでの人生にはこんな感じの実家はなかったはずなんですけど、三世代の女性達に暖かく迎えられて思わず口から出てしまったのですね。酒場は時に概念の故郷である。


 地元で採られた野菜のおつまみや、ネギのたっぷり入った卵焼き、煮豚、海苔チーズなどお酒と相性のいいメニューを満足のボリュームでいただきます。


 子育てをしながらお店を切り盛りしてきたママ。今でも毎日お店のお掃除をしていらっしゃるそうです。お店と仕事への愛、生活への愛。磨き上げられた店内に宿り、懐かしさを与えてくれるのではないでしょうか。

 

『思い出食堂 カツサンドとビール!編』(少年画報社)650円+税

コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。