伝統的酒造りシンポジウム wWith 一都三県蔵元との交流会 JAPAN’S TORADITIONAL BREWING Symposium

2025年6月2日月曜日 13:51


  2024年12月にユネスコ無形文化遺産に日本の伝統的酒造りが登録されました。各地で関連する催しが開催されています。吉田類は今回東京国税庁が実施するイベントに出演しました。「JAPAN’S TORADITIONAL BREWING Symposium」と題されたシンポジウムの対象者は外国人の方々ということで会場には英訳のパネルが並びます。




 Traditional Sake Brewing Tool
日本の伝統的酒造りの道具も展示されていました。我々も普段目にすることのない道具たち。「Kitsune」「Saru」とありますね。これらは酒蔵で、読みの通り狐、猿と呼ばれている道具なのだそう。


フリー法被コーナーがありました。
なまこ壁が腰壁の様にデザインされていてとってもおしゃれです。


 聴講の方々の机の上には米麹と麦麹が用意されていました。席に着いた方々は一様に、これが何であるかすぐにわかったようです。日本の酒造りへの深い興味とリスペクトを感じました。


 日本酒造組合中央会の今田周三さんと対談形式でお話しさせていただきました。日本の酒造りの工程や特徴など、今田さんの解説はとても分かりやすいのです。「吉田類の酒場放浪記」#1114 新橋の回で立ち寄りした「日本の酒情報館」の館長でもいらっしゃるんですよ。



 酒蔵の蔵人さんや杜氏さんのパネルディスカッションも行われました。シンポジウムの最後に集合写真を撮影し、このあとは日本酒造組合中央会東京支部の主催する試飲会「一都三県蔵元との交流会」の会場へ移動します。













 500人以上が集まったという会場は活気と熱気に満ちあふれていました。
 日本の伝統的酒造りもユネスコ無形文化遺産登録されたことですし、日本の文化や自然の素晴らしさを再認識する旅に出ようかな。とりあえず低山に登ってみようかしらん、、


少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~蒲田「鳥・いわし料理スズコウ」

2025年5月28日水曜日 9:49

 


風薫る季節、吉田類は庶民の味を求めて蒲田へ向かいました。

 云わずと知れた呑兵衛の街には名酒場あり。スズコウさんにお邪魔しましょう。いわし料理で知られる地元の人気店です。



 お店の名物いわしのお刺身です。井上眞改先生の絵からは、いわしの輝きと美しい彩が伝わります。このお皿に乗っているつま、紅タデ、菊花などすべて食べられます。苦みは脂と合うんですよね。


 いわしの揚げ物盛り合わせです。喜びと感動が芳ばしく漂ってきますね。「いわしの味噌たたき」の絵もこれまた井上先生の情熱がみなぎっているんですけどこちらは漫画をお手に取ってご覧ください。

 いわしはお店のご主人のソウルフードだそうです。そのうまみを逃さない料理の数々はもちろんお酒も逃さない。



 お店の創業は昭和44年。昭和40年代の高度経済成長期は大衆酒場がたくさん出来た時期と言われ、蒲田には当時の空気がいまでも色濃く残ります。ファンタジーになりつつある昭和ではあるけれど、蒲田の街の酒場にはその心意気が受け継がれています。ずっとほろ酔いでいることを許してくれそうな、そんな深い懐に身をゆだねたい。

『思い出食堂 いなり寿司とのり巻き編』(少年画報社)580円+税
コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。






NHK BS4K・BS「にっぽん百低山」放送時間のお知らせ(5月19日~5月22日分)

2025年5月15日木曜日 14:29

 近日放送のNHK「にっぽん百低山」放送の時間をお知らせいたします。



5/19(月)BSP4K 午後0時30分~0時59分 「金立山・佐賀」
5/19(月)BS   午後7時00分~7時30分 「金立山・佐賀」
5/20(火)BSP4K  午後9時00分~9時29分 「多良岳・佐賀&長崎」
5/22(木)BSP4K  午前8時00分~8時29分 「多良岳・佐賀&長崎」


「にっぽん百低山」NHKのホームページもあわせてご確認ください。

にっぽん百低山 ホームページはこちら

是非ご覧ください!

ゴールデンウィークもにっぽん百低山~「須磨アルプス・兵庫」~

2025年4月25日金曜日 13:35




 六甲山地西端に位置する須磨アルプスを登ります。むき出しの岩が連なる尾根から見えるのは神戸の街。近代的な団地群を横目にまるで異界を進むよう。ピークの一つである栂尾山はかつて「相場取山」と呼ばれ、今まさに我々が直面している物価にかかわるある役割がありました。須磨アルプスはまさしく人の営みに寄り添う低山そのものであります。

 切り立つ「馬の背」のスリルが伝わる映像は、4Kでのご視聴おすすめです!


〇「須磨アルプス・兵庫」の放送ご案内

BSP4K 4/28(月) 午後0時30~1時00分

BS 4/28(月)午後7時~7時30分 

BS 5/1(木) 午後0時~0時30分


「にっぽん百低山」は4月からの本放送と再放送は次のようになっております。

BSP4K、BSでそれぞれ本放送と再放送があります。

BSP4K本放送 火曜日後9時~

BSP4K再放送1 その週の木曜日 前8時~

BSP4K再放送2 翌週の月曜日 後0時30分~

BS本放送 BS4K本放送の翌週月曜日 後7時~

BS再放送 BS本放送の週の木曜日前9時~後0時30分のどこかの時間帯~


「にっぽん百低山」NHKのホームページもあわせてご確認くださいませ。

「にっぽん百低山」NHKのホームページはこちら


NHKにっぽん百低山 4月からの放送時間 BS4K・BS ~酒場詩人・吉田類 ただいま絶賛登山中!~

2025年4月15日火曜日 17:04

 


4月からのNHK「にっぽん百低山」本放送と再放送の時間をお知らせいたします。

●BS4K本放送 火曜日後9時~

●BS4K再放送1 その週の木曜日 前8時~

●BS4K再放送2 翌週の月曜日 後0時30分~

●BS本放送 BS4K本放送の翌週月曜日 後7時~

●BS再放送 BS本放送の週の木曜日前9時~後0時30分のどこかの時間帯

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4/15(火)「発端丈山・静岡」後9時~9時29分 放送分は以下の時間帯に放送されます。


【BSP4K】

4/15(火)後9時~9時29分

4/17(木)前8時~8時29分

4/21(月)後0時30分~0時59分


【BS】

4/21(月)後7時~7時29分

4/24(木)後0時~0時29分


「にっぽん百低山」NHKのホームページもあわせてご確認くださいませ。

にっぽん百低山 ホームページはこちら

本年度も是非ご覧くださいね~!


少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~自由が丘「串Barステラ」

2025年4月3日木曜日 14:33

 



 花冷えも花見のうち。桜が長持ちすると思えば嬉しいものよ、とは言っても2月並みの気温じゃ耐えがたい。そうだ酒場に行こう。

 「串Barステラ」の暖簾をくぐると、昨年米寿を迎えたマスターが迎えてくれる。一杯目は暖かい焼酎お湯割りをいただこう。店名の由来「熟成焼酎ステラ」(度数30度)はお湯との割合5分くらいで注がれます。

 お店の特徴はとにかくお通しがたくさん供されること。マスターの「おなか一杯食べてほしい」という気持ちは、戦後に子供時代を過ごした人達のもてなしの根底に流れていますね。「腹十二分目にして帰す」スタイルは同世代の類スタッフの親も同じで、絶対に譲れない価値観なんですよね。

 お通しの「がめ煮」をいただきながらマスターの故郷、筑豊の話に耳を傾ける。その心地良い語り口には、色褪せずそして今でもその魅力で人々を引き付ける「昭和」という時代の物語がありました。

『思い出食堂 から揚げ弁当♪編』(少年画報社)580円+税
コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。


2024年 ふくしまの酒まつり

2025年3月28日金曜日 14:46

 



 昨年の10月に恒例の「ふくしまの酒まつり」が都内で開催されました。新橋のSL広場には立ち飲みカウンターのごとくテーブルがズラッと並びます。このイベントは福島県内の酒蔵さんが作った品質の高いお酒をいただける絶好の機会なのです。「ふくしまの酒マイスター」を受嘱している吉田類はステージで乾杯の音頭を取らせていただきました。



駅前広場の素晴らしい活用例。土地柄もあって主に会社帰りの方が大勢いらっしゃいました。お酒を認知していただくのに理想的な環境ですね。


会場では各酒蔵おすすめのお酒が待ち構えています。その数52蔵!


制限時間は60分ですが十分に堪能できます。


チケットに綴られている(上のチケット画像では切れちゃってすみません)

「特製ふくしまの肴BOX」というセットをおつまみコーナーで交換します。さあ次はお酒をゲットに行きますよ~!







酒蔵さんが丁寧にお酒の説明をしてくれます。蔵の方とのふれあいも酒まつりの楽しみの一つですね。


災害や疫病を乗り越えて戻ってきた日常のなんてありがたいことだろう。

しみじみと新橋の街に消えていく吉田類でありました。