道産酒の宴&吉田類トークショー 参加蔵元のご紹介~男山

2014年2月21日金曜日 18:38



今週末23()に開催が近づいてきた札幌全日空ホテルでの「道産酒の宴&吉田類トークショー」に大集合する蔵元さんのご紹介の第6回目です。今回は男山さんの日本酒をご紹介いたします。


●当日振舞う日本酒について
①純米大吟醸…海外の酒類コンクールで金賞を受賞した「純米大吟醸」は、酒造好適米「山田錦」を38%に磨き上げ、昔ながらの甑、麹蓋、槽等を使った手作りの酒です。アルコール16度、日本酒度プラス5と辛口で、フルーティな香りと、スッキリとしたのど越しです。 



②哥麿乃名取酒…江戸時代の浮世絵の巨匠・哥麿がこよなく愛飲したという酒にちなんで造られました。アルコール16度、日本酒度プラス2で、芳醇なまろやかなお酒です。


③生酛純米…生酛とは伝統的な手作りの醸造法で、その技術が高度のため現在実施している蔵は僅かです。米、米麹だけを使用し生酛造りの男山生酛純米は飲みごたえのある酌めどもあきないお酒です。アルコール15度、日本酒度プラス4で、2010年、第2回燗酒コンテスト金賞受賞酒(専門家が47度でブラインド審査しました。)です。

●蔵元さんのご紹介
「男山」は江戸時代の寛文年間、今から約340年前の伊丹において醸造を始め、古くから古今第一の銘酒として、多くの方々から愛されています。時が移った現代においても、縁あって「木綿屋男山本家」の正統を継承した同社が、「男山」の歴史と伝統をますます高からしめるべく、日々努力を重ね、誠心誠意をもって良質の酒を醸し続けておられます。
同社は、「北海道で造る酒を世界の食卓に」の夢を抱き続け、世界酒類コンクールという大きな舞台に挑戦し、日本酒としては初の金賞を受賞しました。受賞した際は、自分たちが信念を持ってやってきたことが認められたような、自分たちもやればできる、そんな夢と希望を与えられたような気がしたそうです。「男山」とは単なる日本酒ではなく、同社従業員のすべての想いや希望がつまった夢の酒なんですね。いつまでも初心を忘れることなく、伝統の製法に基づき、本物志向・自然志向・健康志向を目指し、日本酒を世界のトップレベルにアップさせていきたい。そして日本食とともに日本の心や文化、味を世界に伝え続けたいとの思いが込められています。
水…良い酒は、良い水からできます。「男山」の仕込水は、北海道の屋根、大雪山連峰の万年雪を源とし、幾年もの歳月をかけて流れついた伏流水を地下深くから汲みあげたものです。この水こそが「男山」の味わいの基になっています。
米…良い酒は、良い米からできます。「男山」の原料米は全国からより選りすぐった酒造好適米をぎりぎりまで高精白しています。
気候…良い酒は、厳しい気候風土によって醸しだされます。本格的な仕込みの頃には氷点下20度にも達する厳しい寒さが、雑菌の影響を受けずに酵母を醗酵させる低温長期醗酵を可能にしています。
吉田類さんとは、昨年の109日に開催された、北海道地酒フェアで、お会いしたのが初めての出会いだそうです。その時に、サインをしてもらい、記念写真を撮ってもらったそうです。

吉田類さんへの思いは、蔵元さんも、ファンの皆さんも、同じように「熱い」ものがありますね。

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