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2016年10月28日金曜日

貧乏物語~最近出版された本の紹介~


貧乏物語~最近出版された本の紹介~

吉田類がエッセイを寄せている本と雑誌を紹介します。まず一つは『私の貧乏物語』(岩波新書)。なんでも、経済学者の川上肇(1879-1946)さんという人が1917年に『貧乏物語』を出版しベストセラーとなってちょうど百年目とのこと。現在の日本の社会状況の中で、副題にあるように「これからの希望を見つけるために」のヒントを見つけ出してほしいと願って編集されたエッセイ集です。類さんの「魂のサバイバル」と題されたエッセイは、皆さんが持つ、酒場での飄々として楽しそうな何時もの類さんのイメージがほんの少し、変わるかも知れない一遍です。


そしてもう一つはアウトドアスポーツ用品モンベルグループの雑誌『岳人』(ネイチュアエンタープライズ)11月号です。こちらには、もう皆様ご存知「山が大好き吉田類」の北海道の山への愛溢れるエッセイ「おらが里山、人と野生のはざま」が掲載されています。「類さんは山登るか酒場に行くかどっちかだね」なんて声が聞こえてきますけど、本当にその通りです。そんなの大げさ~と仰るならば「山と酒場で生き生きしてる」とでもいいましょうか。


はい、そして中央公論です。『酒は人の上に人を造らず』絶賛連載中!
 

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