ページ

2024年10月8日火曜日

少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~荒木町「以志久」

 少年画報『思い出食堂』~吉田類の思い出酒場~荒木町「以志久」



 新宿の荒木町。通人の通う街だといわれています。かつて花街としてにぎわった場所は昭和の風情を色濃く残しています。

 かつて、いろんな街の路地裏の飲み屋さんに「流し」がいました。ネオンの街、ギターを構えたシルエットが暖簾の奥に消えていく。そんな光景はめったに見られなくなりました。荒木町には近年までその仕事を続けていた伝説の方がいましたが、昭和は遠くなりにけり、、、とかいいつつもまだまだあるんですね~昭和酒場は。

今回は荒木町の越後料理「以志久」さんを訪ねました。




 車力門通りにあるお店の創業は昭和48年。ご主人は新潟の長岡出身という事でお酒は新潟の銘柄が揃っています。カラスガレイの煮付けや栃尾の油揚げ、そして蓼酢でいただく鮎の塩焼きなど、気負いなくゆっくりとお酒を楽しめるお料理の数々は、仕込みから調理までご主人がこなしています。越乃景虎、清泉、、辛口のお酒が進みます。

 秋の夜は大人の街の酒場で過ごしたいものですね。

『思い出食堂 豚汁とおむすび編』(少年画報社)580円+税
コンビニエンスストア、ネットショップでお求めいただけます。


0 件のコメント:

コメントを投稿