ページ

2013年7月9日火曜日

市民公開講座レポート

 みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された「第54回日本心身医学会総会ならびに学術講演会市民公開講座」に酒場詩人・吉田類がゲストとして招かれました。 
 なにやらとても硬そうな表題に、いったい類さんがどんな話を展開するのか、いったいどのような人が聴きに来るのか全く予測がつかず。
 この講座を企画した東京慈恵会医科大学精神医学講座主任教授の中山和彦先生は、朝日新聞に掲載された「おやじのせなか」を読み類さんに興味を持たれたそうです。
 平日にもかかわらず会議場にはお客様が沢山いらしていました。学術講演とは言うものの、客席はリラックスした雰囲気。中にはお子様連れの若いご夫婦などもいて、堅苦しい空気は全く無し。国際会議場に酒場詩人だなんて、ある種の化学反応を期待させますが、それを知ってか知らずか、この日の類さんも独自の類ワールドを展開していました。
 同じくゲストに呼ばれたのはイラストレーターのキンシオタニさんです。
 即興で絵と文を描く(書く)と言うパフォーマンスを披露していました。筆でスッスっと描かれる人物が何だか夢みるような表情で素敵なのです。
 「類さんがなぜそんなに健やかでいられるのか」という興味から、吉田類を研究対象としてみていると言う中山先生(写真右)。たいへんユーモアに富んだ司会ぶりで、類さんのシュールな話題も真摯かつユニークにレシーブしていらっしゃいました。
  閉会後は会場の外でにわかにサイン会となってしまいました。「今日は特別に…」という類さんの気持ちが伝わったのでしょうか、サインを求める方々が自発的に列を作り並んでくれました。酒縁っていいですね!また皆様にお会いする日を楽しみにしています。
※控え室にて。お客様から頂いた酔仙酒造さんの「雪っこ」。蓋は開いているのかな~?

 

0 件のコメント:

コメントを投稿