埼玉県蓮田市、武蔵野の雑木林に囲まれた神亀酒造さんは、嘉永元年(1848年)に創業した老舗酒蔵です。敷地内には樹齢100年を越える銀杏が落葉を重ねていました。類さんと並ぶ女性は神亀酒造の小川原良征社長(7代目)のお嬢さん。大学で醸造を学び、時に社長にダメ出しもする頼もしき8代目とのこと。
前回「テレビ番組撮影風景~」の記事内で「漫画『夏子の酒』のモデルになった蔵元さん」と紹介しましたが、正確には尾瀬あきら作『夏子の酒』の続編『奈津の蔵』のモデルになった酒蔵さんです。
麹室では職人さんたちが黙々と作業をしています。室温は30度。外気で冷えたカメラのレンズが、たちどころに曇ってしまいます。
小川原社長が持ち上げているのは「麹蓋(こうじぶた)」といわれるもの。
美しく筋目を付けられた出麹を前に「これはまるで枯山水のようですね~」と類さんが言ったとか言わないとか。勧められた麹を口に含むと、ほんのり甘い味。
神亀酒造さんとはここでお別れ。
類「どうも、おじゃましました。」
猫「飲み過ぎるなョ」
0 件のコメント:
コメントを投稿